トラブルを防ぐためのチェックポイント
第一は、やはりレントの支払いをきちんと行うことでしょう。通常の毎月のレント支払いは1日です。レートチャージは5日ぐらいまでかかりませんが、できるだけ1日までに支払いましょう。旅行などで家を空けるときは、前もって支払日の日付でレントのチェックを郵送し、その日まで銀行に預金しないようホールドしてもらうことも良いアイデアだと思います。
隣近所の方とある程度知り合いになられて、信用のできる近所の方を見つけておくことをお勧めします。近所の方とお互いの携帯番号を交換すること、オーナーもしくは管理会社の連絡先を渡しておくこともお勧めします。不在のときの水漏れや火災などの事故の際、緊急の連絡先は非常に大切です。
数日間以上留守にするときは、近所の方やオーナーもしくは管理会社にしばらく不在になることを伝えておくと良いでしょう。泥棒が昼間どうどうと引越しを装って家中の家財を盗んでいったケースがあります。近所の人たちは、全く疑っていなかったそうで、やはりある程度の近所付き合いは、犯罪防止のためにも必要でしょう。
オーナーや管理会社との連絡は、手紙、もしくはメールがお勧めです。お互いのやり取りが記録に残るため、後で誤解などが起きる可能性が低くなります。
何か故障や修理の必要な箇所に気が付いたときは、すぐにオーナーに知らせることがテナントとしての義務です。特にプラミングの水漏れや、天井のしみ(水漏れもしくは雨漏り)などは時間が経てば経つほど被害が大きくなる可能性があるので、迅速な連絡を取ってください。賃貸契約書には、テナントの責任範囲として必要修理を迅速に知らせることが義務付けられており、この義務を怠ったために起きた被害に対しての賠償責任についても記載されている条項が多くあります。